障害児支援の基本理念

作成日 令和6年8月1

株式会社freestyle

 

①障害の特性を踏まえたニーズに応じた発達支援の提供

・こどもの発達全般や障害の特性・行動の特性等を理解し、こどものウィルビーイングの向上につながるよう

 必要な発達支援を提供

・こどもの特性に合わない環境や不適切な働きかけにより二次障害が生じる場合があることを理解した上で支援を提供するとともに、こども自身が内在的に持つ力を発揮できるよう、エンパワメントを前提とした支援を行う

 

②合理的配慮の提供

・障害のあるこどもや保護者と対話を重ね、物理的な環境や意思疎通、ルールや慣行など、何が障害のあるこどもの活動を制限する社会的バリアとなっているのか、また、それを取り除くために必要な対応はどのようなものがあるのか、などについて検討する

 

③家族支援の重視

・家族の支援にあたっても、こどもの支援と同様、家族のウィルビーイングの向上につながるように取り組んでいくこと。家族自身が内在的に持つ力を発揮できるよう、エンパワメントを前提とした支援を行う

 

④地域社会への参加・包摂(インクルージョン)の推進

・障害児支援だけでなく、こども施策全体の中での連続性を意識し、こどもの育ちと個別ニーズを共に保証したうえで、インクルージョン推進の観点を常に持ちながら、こどもや家族の意向も踏まえ、放課後児童クラブ等の一般のこども施策との併行利用や移行に向けた支援や、地域で暮らす他のこどもとの交流などの取り組みを進める

 

⑤事業所や関係機関と連携した切れ目のない支援の提供

・こどものライフステージに沿って、地域の保健、医療、障害福祉、保育、教育、社会的擁護、就労支援等の関係機関や障害当事者団体を含む関係者が連携を図り、切れ目のない一貫した支援を提供する体制の構築を図る